11月26日(金)お昼から
京都市市民防災センターへ行ってきました。
『防災』や『災害』という言葉、「防は…消防車?」「災は…なに?」聞いたことはあるけれど一体どういう事だろう?という事をバスの中で考えながら向かいました。
防災センターの中では4つのグループに分かれて体験へ。
まず最初の映像体験コーナーでは、防災のテーマのアニメを見ました。
子ども達に分かりやすい内容と説明で、子ども達もすぐに”災害ってこういうことか!”という事が分かった様子。「えー!こんなことになったら嫌だぁー!」という声が聞こえ始めました。
つぎは地震体験コーナー。
こちらでは震度4~7までの体験ができます。また地震発生時の心構えと日頃の備えについて学びました。見たことある物、すぐに用意できるものはあったかな?
保育園でも避難訓練をしているので、机の下に入るのはとても上手!
しかし机の下に入り震度5を体験すると、少し怖さを感じた人もいました。
つぎは4Dシアターコーナー。
ここでは、『都市型水害体験』という事で、もしも地下にいる間に地上で水害が起きた場合にどうやって地下から避難するかということを4Dで体験。3Dのリアルな映像と椅子からの振動で臨場感があり、こちらもどきどきした表情が見られました。
そして地下から避難する際、地上で冠水した水が地下に流れ込んだら扉がどんな重さになるのかを体験。
水位が下から10cmで扉の重さがおよそ4kg、20cmではおよそ16kg、30cmではおよそ32kg、40cmではおよそ64kg。だんだん子ども一人では開けられなくなっていき、40cmになると、大人も一人ではなかなか開けることができませんでした。
最後は土砂災害について。
こちらもリアルシアターとなっており、みんなの足元まで土砂が流れてきたりする迫力のある映像を体験。災害マップでみんなの住んでいる地域はどんなところか確認してみたり、危険性やメカニズムについて学びました。
大雨や地震、台風、土砂災害。私たちの暮らしの中でいつ起きるかわからないことの怖さを知ると同時に、平和な日常のありがたさについてみんなで考える一日になりました。
今一度、非常時の備えについてご家族でもお話して頂く機会にしていただければと思います。