こぐま上野保育園

保護者からのお手紙

保護者の方からいただいたお手紙をご紹介します。

保護者からのお手紙(その1)

既に幼稚園に通っていた娘を、母である私の仕事の都合で保育園に通わすことを決めた時は不安で一杯でした。 ただでさえ人前で話したり、お友達を作ったりすることの苦手な娘だったので、一年でまた新しい環境にかわり、どうなることかと思っていました。
けれど、親の心配をよそに、娘はこぐまでの生活にすっかり順応し、私からみても毎日を生き生きとすごしていた様に感じます。
保育園は幼稚園と違い「あそこの教育指導は素晴らしい」とか「給食がすごくいい」等の理由で選ぶ方は、正直ほとんどいらっしゃらないのでは、と思います。
仕事、又は他の事情で、とにかく子供を預けられるところが欲しいんです。働いてるママ達は・・・。なるべく家にも近くて、通勤にも便利で・・・。ある意味「かけ」です。
こぐま上野保育園も、新設されたばかりで、娘の年の子が転園できる状況にあったから、入園させたのです。当初は。そして結果。これはある意味非常にラッキーだったのです。
若くて情熱にみちあふれた園長先生。ベテランで頼りになる副園長先生。そして子供の気持ちをわかってくれようと日々努力して下さっている諸先生方。他の園の中でもおそらく群を抜いている栄養満点の給食とおやつ。日課や音楽に英語。一昔前までの保育園のイメージにはないカリキュラムも、子供にはとても魅力的だったことでしょう。
けれど私が一番感謝していることは、いつも私たち親や子供の声を、そして悩みや提案に耳をかたむけてくださっていた園長先生、そして園の姿です。
二年間、本当にありがとうございました。

保護者からのお手紙(その2)

2年前、私の子は幼稚園からの転園でこぐま上野保育園へ入園しました。当初、新設園である事、大規模な幼稚園から少人数の園への急激な環境の変化、縦割りのクラス編成など親としても不安はありました。でも、入園して1週間も経たないうちにその不安は杞憂に終わりました。少人数ならではの先生方の子供たちへの細やかなご指導や、ほし・そら・ひかり組の異年齢合同クラスのお友達のおかげで本当に毎日楽しんでいる子供の笑顔を見て、不安が安心へと変わりました。
ローテーションや日課活動で難しいことをどんどん吸収して、心身共に成長する姿は親も驚かされることが多々ありました。どちらかというと運動の苦手だった子供にはマラソンや鉄棒などに対して「ムリ・・・できひん」という意識が強くありました。日々の活動の中でお友達の頑張っている姿を見たり、先生からの励ましのおかげで自ら「できるようになりたい!」とたくさん練習してできるようになりました。「やればできる」と努力は報われるということをこの年齢で実感することができ、これからの小学校生活にも活かしてくれると思います。給食やおやつも毎日楽しみにしていました。家でも「これは何のおだし?コンブ?カツオ?」と聞かれたりしました。食べ物への関心が希薄な子どもが増えているといわれていますが、園の給食の考え方はしっかり子どもに伝わっていると思います。
2年間は本当にあっという間でしたが、いろんな経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。園長先生はじめ、先生方との出逢いに感謝、ひかり組7人のチームワークに感謝、そして毎日笑顔で元気に通園してくれた我が子に感謝です。2年間本当にありがとうございました。

保護者からのお手紙(その3)

待ちに待った入園式から早や2年。 キラキラと目を輝かせながら通った保育園でした。
大人には想像のつかない発想やいろんな事を五感と心で感じながら成長させて頂けた事、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
何にでも挑戦させてくださった園長先生、2年間子供達の成長を優しい笑顔で見守ってくださった嘉根先生、入園した日から大好きだった権藤先生、細かい所まで気付かって頂いた東先生、いつも温かく接してくださった諸先生方、負けない体の為に使ってくださった給食の先生。
大きく体と心を成長させて頂けた保育園生活で、他人の命 、自分の命の大切さ、当たり前の事が忘れかけられてる世の中で、人に対しての思いやり、優しさ、人間としても基礎をしっかり勉強させて頂けた事、これから初まる学校生活に親子とも忘れない様にがんばっていきたいと思います。
先生方、どうぞこれからもお身体大切にし御活躍ください。ありがとうございました。

保護者からのお手紙(その4)

ついこの前入園したばかりだと思っていたのに、もう卒園です。2年間ありがとうございました。
こぐま上野保育園では、沢山の大切なことを先生方をはじめ、保護者の方々やお友達から教わり、子供だけでなく、親も一緒に成長できたと思っています。
振り返ってみると、うちの場合、私自身が家庭の事情で幼少期を両親のもとで過ごした経験がなく、保育園の様な集団生活はもう少し大きくなってからしかわかりません。
この時期の親子関係というものが未知でしたので、どんな子がいるのかなあ、と私も一緒に入園する様な気持ちで、新しい生活への楽しみでいっぱいでした。
いざ園生活が始まると、保育園は楽しいし、先生もお友達も大好きなのに、毎朝泣きながらの登園でしたが、先生に男の子の心を強くするコツ、上手なつきはなし方などを教えてもらったりしました。今では、朝園に着き、自転車を降りるとすぐに一人で走って行ってしまうので、ママは少し淋しいけどとても嬉しいです。
当たり前の事ですが、毎日びっくりするぐらい色んなことを憶えて帰ってきたり、何をするにも、とりあえず「ママ!!」と言って、一緒にでないとダメだったのに、今では一人でちょっとした家事までやってくれる様になりました。自分の体よか大きいぐらいのゴミ袋を抱えて出しに行く姿は本当にかわいいです。毎日「ありがとう」な事がいっぱいなので、私が「いつもありがとう」と言うと、息子はいつも「ひとりはみんなのために!」と言います。誰もが知っているけれど、なかなか出来ないと思い込んでいた言葉です。こういうちょっとしたことでも「ひとりはみんなのために!」が使えるという事を知りました。
こぐま上野保育園で、最初に園長先生に教えていただいた「がまん、げんき、やくそく」
そして「ひとりはみんなのために!みんなはひとりのために!!」
これが、ふだんの園生活や行事など、沢山の思いや経験により、ただの言葉ではなくなり、自然と自分やみんなのものになったのは、とても素晴らしいと思います。
これらの事は、これからの彼の人生でもずっと大切にしていって欲しいですし、これから出来るお友達にも伝えていって欲しいです。
こぐま上野保育園の皆様には、本当に素敵な良い環境を与えていただき、とても感謝しています。ありがとうございました。

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